~サイトーくん Vol.1~

音楽とギター、大相撲に野球をこよなく愛するアイニチ株式会社大阪本社奥野です。

 

大相撲夏場所も中日を過ぎ白熱してきました。ご贔屓の稀勢の里は残念ながらケガで休場していますが、新聞の星取表と"にらめっこ"しながら優勝する力士を予想するのが楽しみです♪

 

さて、我が家の埼玉県川口市に工房を構える「齋藤楽器工房」さん謹製、サイトーギターズ・S-622「サイトーさん」の魅力を4回にわたってお伝えしましたが、最後の最後に「サイトーくん」が登場!

齋藤楽器工房さんのHP→Saito Guitars | Archtop Jazz Guitar, Solid Guitar and Steel Guitar

サイトーさん~その肆(よん)~ 最終回?? - アイニチ

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左が「サイトーさん」で右が「サイトーくん」です。(出荷時の貴重な写真)

 

ただの色違いのように見えますが、細部にわたって全く別のギターです。

まずはボディの材質。「サイトーさん」は「Light Weight Ash」で「サイトーくん」は「Alder」(アルダー)です。Alderもまた、Ash同様エレキギターの誕生した1950年代からごく一般的にボディ材に使用されている材で、音質は高音域~中音域~低音域とバランスよく鳴ると言われています。

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サイトーさん」と「サイトーくん」比較。立体的な杢目のサイトーさんに対し平面的な杢目のサイトーくん

 

ギターアンプを通さず弾いてみると、第一印象は「あれれっ?」でした。「サイトーくん」のほうが高音域が際立っていて材質の特性とは真逆の印象。

ギターアンプを通して鳴らしてみると一変!材質の違いがわかって思わずニヤっ!高音域~中音域に特徴がある「サイトーさん」と違い、全ての音域がバランスよく鳴ります。 

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ヘッドに塗装はされていないほうが新入り「サイトーくん」

 

次に、塗装。「Closed Pore」(クローズド・ポア)と呼ばれている、杢目に塗料吸いこみ防止のための”との粉”を塗り込んで塗装されてているため、「サイトーくん」のボディトップには杢目が出ていません。

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ワイルドな「サイトーさん」とシックな「サイトーくん」

 

 次にピックアップ(マイク)。「サイトーさん」のピックアップの数がハムバッカーと言われる出力の大きいものが2個。「サイトーくん」はシングルコイルと言われる出力の弱いものが2個とハムバッカーが1個。数も種類も配列も違います。

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齋藤楽器工房オリジナル「SAYTONE」のシングルコイル。繊細で芯のある音を出力します

音質を大きく変えてしまう「サイトーさん」と「サイトーくん」の違いはこの3点。まだまだ違いがありますので次回に♪