サイトーさん~その肆(よん)~ 最終回??

音楽とギター、大相撲に野球をこよなく愛するアイニチ株式会社大阪本社奥野です。

 

一気に春めいてきまして高校野球プロ野球にメージャーリーグと球春、真っ盛り!私は近鉄時代よりバファローズの大ファンで、年に何度か球場に足を運んでいます。さて、今年のバファローズの調子はいかに・・・楽しみです♪

 

さてさてお馴染み?!「サイトーさん」のお話パート4です。今回もかなりマニアックですがなるべくわかりやすく説明したいと思います!

 

毎度、書かせて頂いていますが「こだわって」「計算され」「丁寧」に造られているSAITO Guitars。Saito Guitars | Archtop Jazz Guitar, Solid Guitar and Steel Guitar

その真髄を解説です♪

ネックにあるフレット(ニッケルの針金)の打つ時の前処理の状況です。よぉぉぉぉく見るとギリギリ1mmあるかないかの木を残して溝が掘られています。最新のNCルーターのなせる業!

f:id:ainichi:20180401170526j:plain

少しでも掘り過ぎると欠けたり、割れたりしますね・・・

 

フレットのタング(差し込み部分)は、フレット溝に合わせて指板サイドをカットしています。

f:id:ainichi:20180401171205j:plain

こちらも細かな作業です。これが22本、両サイドです(^^;

 

手汗や日本の四季の湿度変化によって収縮する指板材に対し、フレットがちょっとだけはみ出して出る現象を抑えるのと、指板サイドを美しく見せるのを狙って設計してあります。もちろん、引っ掛かりもなく滑らかな手触りにつながっています!

f:id:ainichi:20180401172133j:plain

Jescar製 FW51100-NS Nickel Silverフレット。減りも少ないと言われていますので長く使えるかな?

 

厚さ5mmのアルミ削り出しのプレートでホディとネックを接合。プレイヤーはハイフレット(高音部)の演奏時でもストレスを感じないように工夫されています。

f:id:ainichi:20180401172532j:plain

ボディの落とし込み加工も見逃せません☆

 

4本のビスで均一な圧力よってジョイントすることで、従来の締め具合によるサウンドのバラつきを無くしつつ、ネック、ボディを理想的な状態で接合させる設計されています。

f:id:ainichi:20180401173220j:plain

丁寧な仕事。これらの積み重ねが鳴りに繋がります!

 

ペグとブリッジは安心・信頼のメイドインジャパンのゴトーさん!(群馬県のGOTOH/後藤ガット製)

サイトーさんとゴトーさんのコラボです(笑)

f:id:ainichi:20180401181733j:plain

弦振動の伝達もよく(多分w)、チューニングの狂いも最小限です。

 

そしてエレキギターの心臓部、ピックアップ(マイク)はSAITO Guitarsオリジナル、サイトーさんの「SAYTONE/サイトーン」。ここまで重なるとほんとにネーミング??と思うかもしれませんが・・・

決してダジャレではないです!

(注:SAYTONE/セイトーンと読むらしいです。サイトーギターズ社長さんも公認の読み違いです。)

f:id:ainichi:20180401174531j:plain

スタジオにて。オプションのハードエイジドカバー(わざと錆びているような加工がなされています。)

 

このピックアップの中にはコイルが巻かれているのですが全てハンドワイヤリング(手巻き)です。ターン数はもちろん非公開で・・・最低でも1万回以上だと推測しています。

f:id:ainichi:20180401180956j:plain

ここにコイルを巻いて行くそうです。

 

詳しく仕様が書かれたスペックシートも添えられています。

f:id:ainichi:20180401191402j:plain

シリアルナンバー「170595」は2017年製造でSAITO Guitarsで595本目の証です☆

 

狂いやミスが許されない木工にはNCルーターを使用し作業の合理化を図っているかと思えば手巻きのピックアップでわざわざ手間を掛けたりと「最高の材料を最新の技術と昔ながらの技術の融合」(←当社と同じ!ココ重要です!!)で妥協なく製作されているSAITO Guitarsの魅力が伝われば幸いです♪

最後にパシャ☆☆

f:id:ainichi:20180401193712j:plain

私の愛機「サイトーさん」と「サイトーくん」

 

ええっ?サイトーくんって誰??

~続く~