サイトーさん〜その弐〜

音楽とギター、大相撲に野球をこよなく愛するアイニチ株式会社大阪本社奥野です。

 

寒さも厳しい折、皆さまどうお過ごしでしょうか?

私は、夏生まれのせいか・・・寒いのは苦手でなので、大好きなHOTコーヒーをすすり、おこたで音楽を聴きながら、「サイトーさん」を爪弾いております。

 

さて、「サイトーさん」のお話パート2です。今回からは、かなりマニアック・・・お許しください(^^;

なぜマニアックになるかと言いますと、この「サイトーさん」、すべてにおいてこだわって製作されています。知れば知るほどマニアックにならざるを得ません。http://www.saitogakkikoubou.com/index.html

詳しくスペックのご紹介です!

まずは肝心かなめのボディから!!

ボディの材質は「Light Weight Ash」です。1950年代、エレキギターが誕生した時より使われているポピュラーな木材です。名前が指すようにギターで使われる木材の中でも軽量です。この個体はその中でもさらに軽く、本体総重量が3,060g。(生まれたての赤ちゃんくらいです。)

家にある他のギターがAshのもので約3,400g、他のギターは約3,500g~約4,500gなのでダントツに軽量で、初めて持った時に思わず「軽っ!!」って言っちゃいました。

サウンドのほうですが、Ash特有の高~中音域がキンキンせず心地よく響きます。ちょっと低音は苦手な感じ。

塗装は高級ギターに採用されるラッカー塗装ではなく、ごく一般的なギターに採用されているウレタン塗装です。

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 私の「サイトーさん」、塗装が薄いのが伝わるでしょうか・・・

 

人それぞれ考え方があると思いますが、湿度の差が激しい日本の気候を考えるとウレタン塗装がベターだと私は考えます。

ラッカーだと塗装面が薄く、杢目が美しく、弦振動を阻害しないなどのメリットがありますが、気を付けないと塗装面にすぐにクラック(亀裂)が生じます・・・これがまた貫禄があっていいんですけどね!

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参考画像は1959年製GIBSON LES PAUL!(ポルシェが余裕で1台買える価格となっております・・・)

 

ウレタン塗装は何層かにわたって厚く塗装され湿気にも強く、見た目はピッカピカで発色もいいのですが弦振動が阻害されるので本来の木材の持つ持ち味がなくなる傾向にあります。

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参考画像は一般的なAsh・ウレタン塗装のそこそこのお値段のギターです。

 

 私の「サイトーさん」は必要最低限の「オープンポア」と呼ばれているウレタン塗装で目止めの「との粉」を使用せずに塗装をされていて、杢目がより立体的に強調されています。見た目、触り心地、木材の魅力をそのまま感じられます。

 ラッカーとウレタンの良いとこ取りだと思ってます。ナチュラルカラーの裏面も美しい!

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ワイルドな杢目です(まな板みたい!って言わないで~)

 

・・・ぼっ、ボディの説明だけでこんなに書いちゃいました。

まだまだ続きます~(^^;v